フィルムが好き。

実はデジカメはFinePix F31fdしか持っていなくて、それで間に合ってました。ところが昨年ころでしょうか、ウェブでいくつかの写真サイトを見ているうちに明るいレンズにNDフィルター付けて日中に撮るのは面白いんじゃないかと思いました。今までは絞ったうえにマイナス補正までかけてシルエットぽく撮るのが好きだったので、ちょっとした反動だったと思います。実はNOCTILUX-Mは人気薄のフード内蔵型を持っていました。でも中古とはいえあまり気軽に使えません(現在の価格の1/3くらいでしたが)。それで春先運良く出会ったcanon7、あまりにごついのでガシガシ使ってみました。腕はへなへなですが。
フィルムを使ううえでの問題は現像したあとどうやってウェブに載せるかです。そこで知ったサービスがFUJICOLOR CDです。現像代+400円くらいでCD-Rに焼いてくれます。



↑FUJICOLOR CDサンプル
解像度は1840×1232でかなり彩度の高い画になるので、好みとはちょっとずれるのですがウェブに載せるには丁度よく評判も良かったです。はてなには気に入った記事や写真に★マークを付ける機能がありますが一時期60個ほど頂いて、恐縮してしまいました。ただ人間欲が出てきて自分の思っている色を出したいと考えてしまいます。
そこで登場なのがNIKONのSUPER COOLSCAN 5000 EDです。ちょっと高いのですが既に製造しておらず、悩んでいたところ殆ど使用感のない中古を見つけたので思い切って買ってみました。



↑5000 EDサンプル。デフォルト設定。
色味は撮影時の印象にきわめて近く、解像度も4000dpiのため全く不満がありません。問題は私のPCが低スペックのモバイルPCのため1枚スキャンするのに10分以上掛かることです。※規定値なら3分程度。
フィルムの粒子感やトーン、コントラストを修正すると大変なことになります。



↑5000 EDサンプル。粒子感、コントラスト、トーン、諸々変更。
いろいろ設定を変えるとこんな画が…。さすがにやり過ぎです。
と、こんな感じで深みにはまっていっている気がしなくもありません。ただフィルムの質感はとても好きです。


おまけ。

NOCTILUXはしばらく出番はないので姪っ子専用機としておきます。